あしたの森とは

3.03.2013

【報告】1/19-20,26-27 間伐材でディジュリドゥをつくろう! その1




 初の間伐材ディジュリドゥづくり&演奏ワークショップ。参加者難しいか。。。と思っていたら、十和田からお一人!参加くださいましたー♪ありがとうございました。


元々、芸術関係のお仕事にもなじみがあったというNさん。「以前にディジュリドゥも試し吹きしたことがあるが、全くだめだった。」「今回もつくれればいいかなくらいで参加しています。」とのことで、不安な様子でした。「吹くことなんかわたしに出来るのかしら。肺活量もないし。。。」と。しかしここはさすが萠出さん。「いやいや。実は肺活量よりも吹き方のコツがポイントで、それさえできれば肺活量は二の次として気にせずできますよ。」と!
僕もこの間(かん)、萠出さんとディジュリドゥづくりを一緒に見て来て、吹き方はまあコツはわかったので練習あるのみで、自分ではまあそれなりにできてきてますが(まだまだですが)、やっぱりコツをつかむまでがどうか、ということだと思っていて、はたして今回のワークショップでも、「どうコツをつかめるか」が気になっておりましたが。。。

なんと!10分たらずでNさんも吹くことができました!しかも音がなっています。私もNさんも感動〜。やはり教え方がすごい!と感じました。こういうのって、多少なりとも、センスがあれば、コツをつかんだり、なんとか吹く所までもっていけると思うのですが、Nさんは、まあセンスがあった、と言われればそれまでなのですが、ご自身ではそういうことではなく、コツ(ノウハウ)をしっかりと理論立てて細かい部分まで教えてくれたおかげ、と教え方が素晴らしかったとおっしゃっていました。僕もそう思いました。
単純に「ここはこんな感じで」という感じではなく、「ここは、こういう理由で鳴る訳だから、こういう動作が必要」という具体的で、かつわかりやすい説明は、“直感的”でない人でもわかる様なやり方で、とても勉強になりました。

あとは、長く吹く為には“循環呼吸”が必要なのですが、まずは吹くのを、鳴らすのを“たのしむ”ことが大切なので、これでがぜん増してつくることにも楽しみになってくださっているようでした。

ということで、さっそく開始です。今回は参加者の希望で、実際に「間伐、そして山から持ってくる」ということも出来るのですが、今回は歩くのになれていないということで、そこはパスして、間伐材を持って来た後からはじめました。
まずは皮むきです。


そして割ります。

中を彫っていきます。

中にはヒメスギカミキリがちらほらいます。起こしてしまってごめんね。ヒメスギカミキリ。これも萠出さんに教えてもらいました。実は今回のディジュリドゥもそうなんですが、このヒメスギカミキリさんたちが、とても芸術的なデザインをしてくれているのです。

さて、午後は予定通り、青い森鉄道「乙供(おっとも)駅」の駅舎にて「チャレンジ!木工品コンサートin乙供」ということで、萠出講師の自作品である、数々の間伐材楽器などをつかって、鉄道の待合の方々とも一緒にセッション。音を鳴らすだけの楽器もあるので、リズム隊としてたのしみましたー♪

こちらは間伐材でつくったアルペンホルン♪


ありがとうございました♪
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